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【アジア】海洋プラ削減推進NGO、アジアの廃プラ問題でUSAIDとパートナーシップ。企業47社加盟

 海洋プラスチック削減のためのNGO「Alliance to End Plastic Waste(AEPW)」は6月11日、急速な都市化が進むアジアでのプラスチック問題解決のため、米国際開発庁(USAID)とパートナーシップを締結したと発表した。

 AEPWは、グローバル企業大手約30社が2019年1月に創設したNGO。現在の参加企業は47社で、エクソンモービル、ロイヤル・ダッチ・シェル、トタル、eni、サウジ基礎産業公社(SABIC)、BASF、ダウ、DSM、ブラスケム、シェブロンフィリップス化学、クラリアント、ノバ・ケミカルズ、コベストロ、サソール、Berry Global、ライオンデルバセル、PolyOne、Occidental Chemical、台湾プラスチックUSA、リライアンス・インダストリーズ、ヘンケル、P&G、ペプシコ、スエズ・エンバイロメント、ヴェオリア、三菱ケミカルホールディングス、三井化学、住友化学等。

【参考】【国際】グローバル大手約30社、海洋プラスチック対策でNGO「Alliance to End Plastic Waste」新設(2019年1月23日)

 アジアでは、プラスチックが推計で年間800万t海洋に流出しており、世界的な課題となっている。AEPWは、USAIDの開発援助プログラム「Clean Cities, Blue Ocean」と連携し、プラスチック削減に向け、地域に適したテクノロジーやインフラ、ビジネスモデルの導入や、個人や現地企業、グローバル企業の事業変革の促進、効果的な政策・規制の整備の支援に協力する。Clean Cities, Blue Oceanは現在、アジア地域では、フィリピン、ベトナム、スリランカの3ヶ国で資金援助先の公募を定期的に実施している。

 また今回のパートナーシップでは、プラスチック廃棄物問題の解決とともに、インフォーマルセクター労働者を含む地域コミュニティの生活や健康改善にも取り組む。

【参照ページ】The Alliance to End Plastic Waste and USAID Partner to Address Global Ocean Plastics Pollution

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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