世界気象機関(WMO)、世界保健機関(WHO)、米海洋大気庁が合同運営するGlobal Heat Health Information Network(GHHIN)は5月26日、新型コロナウイルス・パンデミックの中で、北半球は今年の夏も記録的な暑さが予想されるとし、例年とは違う形で対応策の準備を早急に始めるよう広く関係者に要請した。
今回の発表では、例年の猛暑対策では、エアコンのある公共空間での生活や、支援が必要な世帯への家庭訪問、熱中症の徴候がある場合の緊急医療処置等が推奨されるが、パンデミックの状況では不適切な処置となると説明。行政や医療機関等が早めの対策を講じるべきと伝えた。
今回の発表では、予想される事象をまとめたレポートや、対策チェックリストを提示。チェックリストでは、猛暑で支援が必要となるターゲット層の把握、関係者間の対策の協調、医療体制の整備、室内での冷房設備の点検やエアコン以外の関連冷房設備の配布、電気・ガス・水道の支払滞納時のサービス停止の保留、公共空間への退避の際の感染防止策の整備等を記載した。
【参照ページ】Global partnership urges stronger preparation for hot weather during COVID-19
【参照ページ】レポート
【参照ページ】チェックリスト
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