ブランクチェックカンパニーのサステナブル・オポチュニティーズ・アクイジション(SOAC)は5月17日、ニューヨーク証券取引所に新規株式公開(IPO)のための書類を提出。最大3億米ドル(約323億円)を調達すると発表した。ブランク・チェック・カンパニーとは、M&Aのためのビークルを事業とする特別買収目的会社(SPAC)のこと。
SOACは、ケイマン諸島籍の企業。環境面でインパクトの高い技術や事業のポテンシャルがありながら、十分活かされていない企業を買収。ポテンシャルを実現させることでバリューアップすることをミッションとして掲げている。特に脱炭素化インパクトに着目する。
経営陣は、プライベートエクイティ出身者と事業会社での環境関連事業や部門出身者で構成。
上場先は、ニューヨーク証券取引所。普通株式と1単元あたり0.5議決権を持つ議決権制限種類株を発行し、単元株式数は3,000万。1単元11.5米ドルに設定し、公募価格ベースの時価総額で3.7億米ドル調達するとした。単独ブックランナーはシティ・グループが務める。
【参照ページ】Industrials SPAC Sustainable Opportunities Acquisition files for a $300 million IPO
【参照ページ】Sustainable Opportunities Acquisition Corp.
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