モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントは5月4日、同社のプライベートエクイティ投資チーム「Alternative Investment Partners Private Markets(AIP Private Markets)」を通じて、気候変動をテーマにしたインパクト投資ファンドを1.1億米ドル(約116億円)規模で設定したと発表した。
AIP Private Marketsは、2000年に発足し、設定したファンドの総額は現在8億米ドル(約840億円)。2014年には、モルガン・スタンレーのESG投資シンクタンク「Morgan Stanley Institute for Sustainable Investing」と連携し、インパクト投資ファンドの設定を開始した。これまでに、エネルギー、モビリティ、食料・農業、省資源、サーキュラーエコノミー等の分野で投資を実施してきた。
【参考】【アメリカ】Morgan Stanley、プライベート・エクイティのインパクト投資を強化へ(2014年11月21日)
今回の気候変動テーマのインパクト投資ファンドは、気候変動、環境汚染、自然枯渇化、生物多様性の喪失等の分野を対象。アーリーステージのIT企業から、すでに大きくなったインフラ系企業まで幅広く対象にする。
同社は、AIP Private Marketsでのファンド規模総額を120億米ドル(約1.3兆円)にまで増やしたい考え。
【参照ページ】Morgan Stanley Investment Management’s AIP Private Markets Team Expands $800 Million Impact Investing Platform with Global Climate Impact Fund
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