米環境保護庁(EPA)は4月23日、EPAに登録されていない新型コロナウイルス向けの消毒薬と抗菌製品を販売しているとして大手8社を「悪徳業者」と批判した。米国では、連邦殺虫剤・殺菌剤・殺鼠剤法(FIFRA)に基づき、特定の疾病への効用を謳う製品を流通・販売する場合にはEPAへの事前申請が義務付けられている。
【参考】【アメリカ】EPA、新型コロナウイルスに有効な消毒薬のリストを発表。消毒は容易(2020年3月6日)
今回、名指しで悪徳業者と批判されたのは、フェイスブック、eBay、アリババ・グループUSA、Shopify、Qoo10、京東商城(JD.com)の米国法人が運営するJoyBuy.com、Wish.com、banggood.com。EPAは、同日までに各社に個別に是正を促す書簡を送付している。今回の発表では、サンフランシスコのベイエリアにある企業ということを強調し、ベイエリアにある企業が狙われた形。
EPAには同日までに新型コロナウイルス用として370以上の製品が登録されている。
【参照ページ】U.S. EPA calls on Bay Area-based tech giants to address fraudulent COVID-19 disinfectants
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