健康ビルディングWELL認証管理団体米IWBIは4月24日、新型コロナウイルス等に対処するタスクフォース「Task Force on COVID-19 and Other Respiratory Infections」の共同議長に、新たに世界グリーンビルディング協会(WorldGBC)のCEOと、EDGE TechnologiesのCEO兼創業者を招聘したと発表。共同議長が13人となった。
同タスクフォースは、感染予防、感染時の準備、レジリエンス、復旧の4つの観点から実用的な知見と実証済みの戦略を、建物と組織をマネジメント手法を策定するもの。4月6日の発表では、共同議長が11人、数十カ国から公衆衛生、政府、教育、企業、建築、設計、建築科学、不動産の各々のセクターから専門家225人以上が参加していた。そこから約2週間で、共同議長が13人、参加専門家は460人以上にまで増加した。
同タスクフォースは今後、組織、個人、コミュニティ向けの実践ガイドラインを策定するとともに、IWBIのWELL認証の改訂も検討していく。すでにアジア地域からも多数の専門家が参加しているが、現時点では日本からの参加者は確認できない。
【参考】【国際】建物WELL運営IWBI、新型コロナ対策タスクフォース発足。日本からの参加者ゼロ(2020年4月10日)
【参照ページ】More than 460 Members Join IWBI’s Task Force on COVID-19 and Other Respiratory Infections: Prevention and Preparedness, Resilience and Recovery
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