米気候変動物理的リスクアセスメント大手Four Twenty Seven(427)は4月22日、新型コロナウイルス・パンデミックが深刻な影響を及ぼしている地域で、すでに同時並行で気候変動による異常気象が襲っており、社会や経済に複合的な損害を与えていることに警鐘を鳴らした。気候変動リスクが消えるどころが続いていることへの関心も高まっている。
同社の発表では、パンデミックも広がる米国南部では、高潮による洪水が発生し、75万人が批判する自然災害が発生。同じタイミングで、米国コネティカット州では、嵐により5万人が停電となったが、ソーシャル・ディスタンシングのため復旧が混乱を極めた。
今回の被災では、災害のために避難所への避難が基本行動となるが、密閉・密集・密接の避難所には感染リスクがあるため、当局は避難所の面積拡大、入場前の体温測定を実施するとともに、場合によってはホテル個室を借りて避難所とする対応も見られたという。
427は、今年も、洪水、熱波、ハリケーン、山火事が発生することを予見し、例年以上の事前準備を促している。具体的には、避難所での予備電源整備、遠隔診療の整備、感染防止のための代替防具の備蓄等。
【参照ページ】The Compounding Challenges of Climate Hazards and COVID-19
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