サステナビリティ推進NGOの持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)と国際サステナビリティ報告ガイドライン策定GRIは4月14日、各国政府向けに、国連持続可能な開発目標(SDGs)の目標達成のために企業のサステナビリティ報告をルール化することを提言するレポートを発表した。
今回政府に発した提言内容は全部で5つ。
- 産業がもたらすインパクトを理解するため、SDGsへのインパクトで重要な役割を果たす企業との深いエンゲージメント
- 企業のサステナビリティ報告の義務化及びガイドライン発行
- 企業にGRIスタンダード等の国際ガイドライン参照をルール化
- 企業のSDGsインパクトを測定・モニタリングするための制度の導入
- 投資家、企業、政府の3者でのダイアログ
今回のレポートは、スウェーデン政府が作成資金を拠出し、GRIが作成を担当した。GRIは、SDGターゲット12.6に「大企業や多国籍企業をはじめとする企業に対し、持続可能な慣行を導入し、定期報告に持続可能性に関する情報を盛り込むよう奨励する」があることに着目し、政府に同ターゲットに基づく進捗状況の情報開示を求めた。
【参照ページ】Using Corporate Reporting to Strengthen Sustainable Development Goals
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら