サプライヤー・ダイバーシティ推進国際ネットワークWEConnect Internationalは4月13日、企業のサプライチェーンでのダイバーシティ&インクルーシブ・ランキング「Top Global Champions for Supplier Diversity & Inclusion」の2020年版ランキングを公表した。首位はIBMが受賞した。
サプライヤー・ダイバーシティとは、サプライチェーン上で、セクシャルマイノリティ、女性、LGBT、障がい者が経営する企業に対し、製品・サービスを提供する機会を与える取り組み。サステナビリティ調達の中でも、ダイバーシティ&インクルージョンに焦点を当てたものといえる。女性、エスニックマイノリティ、障がい者、LGBT、インフォーマル・セクター(公式統計に載らない低所得者セクター)。同ラインキングの審査では、Disability:IN、米国障害者協会(AAPD)と協働した。
評価に向けた調査では、調査対象企業に対し、グローバルでのサプライヤーについて、カテゴリー毎の調達額を質問。シニアリーダーシップ支援、プログラムのスコープ、サプライヤー開発等、様々な要素を採点した。調査による対象企業側への費用は発生しない。
同団体は、消費者のうち95%が米国外に居住しており、インクルーシブ調達を行うことで、企業のリーダーは、事業展開している現地の競争力ありイノベーティブな人材を活用しながら、多様化している顧客のニーズを満たすことができると言及。それにより、サプライヤーからのブランド・ロイヤリティを引き出すことにも繋がり、利益も高められるとした。
ランキング
IBMメルク・アンド・カンパニー(MSD)ケリーサービスカミンズマリオット・インターナショナルジョンソン・エンド・ジョンソンEYアクセンチュアバンク・オブ・ニューヨーク・メロンインテル【参照ページ】Top Global Champions for Supplier Diversity & Inclusion
【参照ページ】The Business Case for Global Supplier Diversity and Inclusion: The Critical Contributions of Women and Other Underutilized Suppliers to Corporate Value Chains
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