丸紅は4月3日、英アントファガスタと共同出資するチリのセンチネラ銅鉱山で、2020年3月31日にENGIE Energía Chile S.A.と電力購入契約(PPA)を締結し、2022年以降の石炭火力発電電力から再生可能エネルギー電力に100%転換することが決定したと発表した。これにより、丸紅が出資する全ての銅鉱山で100%再生可能エネルギー化が実現する。
センチネラ銅鉱山は、チリ北部アントファガスタ市の北東約180kmに位置し、年間生産銅量は約27万t。丸紅は2008年に30%の権益を取得した。
丸紅は、電気自動車(EV)やIoTで必要となる銅資源の権益確保を強化している。チリで出資するアントコヤ銅鉱山でも、すでに再生可能エネルギー電力への転換が決定している。今後は、電力以外のエネルギー源が再生可能エネルギー化を進めていくことが求められる。
【参照ページ】チリ共和国・センチネラ銅鉱山の操業にかかる電源の転換について
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら