アジアインフラ投資銀行(AIIB)理事会は4月7日、公衆衛生インフラの強化のため、中国の北京市政府および重慶市政府を対象とした24.8億人民元(約380億円)の政府保証付ローンを承認した。AIIBとして初の緊急支援融資となる。
中国では、新型コロナウイルス・パンデミックの発生により、感染症の流行予防と管理能力強化に向け、迅速な財政出動が必要となている。AIIBによると、人口の出入りの多い北京市や重慶市では早急の対策が必要だという。
今回発表の融資は、両市の疾病管理予防センター(CDC)の改善、感染症に伴う緊急事態に対処する医療機関の治療能力の強化、新型コロナウイルス流行の阻止に向けた緊急医療機器の現場への供給等に活用されるという。
【参照ページ】AIIB Approves Emergency Loan to Support China’s Public Health Infrastructure
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら