日本航空(JAL)が、4月1日から新制服を導入し、ヒールの高さの内部規定を「3〜4cm」から「0cm以上」に改定することがわかった。これにより女性客室乗務員やグランドスタッフに義務付けられていたヒール着用が廃止された。
女性従業員にヒールやパンプスの着用を義務付ける企業の慣習に対し、2019年から廃止を求める運動「#KuToo」が勃興。約1年を経て、ようやくJALは廃止を決めた。JALは理由について「ジェンダーや安全、健康など着用する社員の多様なニーズ」と説明しているという。
但し、内規が撤廃されても、職場の暗黙が継続してしまうことは多い。JALが、従業員の選択の自由をどこまで尊重できていくかに注目が集まる。職場にはびこる無言のプレッシャーの存在に敏感になり、必要な措置をとることが求められる。
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