アパレル世界大手仏ケリングは3月22日、新型コロナウイルスに対するこれまでの取り組みと今後の計画を発表した。
同社は1月28日、ウイルス拡散防止のため、湖北省赤十字への寄付を発表。3月11日には、イタリアでのロンバルディア、ベネト、トスカーナ、ラツィオの4つの主要医療機関に寄付を行ったとした。その他、パンデミックに対する永続的な対応に向け、パスツール研究所に対する財政支援を実施している。
また同社は、医療用マスクを300万枚中国から購入し、フランスの医療機関に提供する予定。さらに、トスカーナ州からの要請に応え、同社傘下のバレンシアガとイヴ・サンローランの工場を活用し、医療用マスク110万枚、スクラブスーツ5.5万着を製造予定。最も厳しい健康保護対策基準を遵守し、準備を進めている。関係当局より製造プロセスと材料に関する認可が降り次第、生産を開始し、寄付するとした。
【参照ページ】Kering contributes to the fight against COVID-19
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