国連総会と国連経済社会理事会(ECOSOC)は3月11日、新型コロナウイルスへの対策として、国連関連の会議の開催ルールを定めた文書を発表した。リスクアセスメント表を配布し、一定水準を満たせば中止とした。
今回の文書は、国連総会からはティジャニ・ムハンマドバンデ議長名で、国連経済社会理事会からはモナ・ユール議長名で出された。4月末までに予定していた会議については、国連総会と国連経済社会理事会が各々実施し、開催か中止かを判断する。また、国連加盟国が自主的に開催する会議についても、同じリスクアセスメント表を用いて、開催是非を判断するよう要請した。
国連総会が発表したリスクアセスメント表では、開催国での感染者有無や、開催国外からの会議参加、65歳以上の高齢者は持病のある人の参加等でスコアリングし、スコアが低ければ中止とするか、リスクスコアが低くなるよう開催条件を変更するよう促す。また、同ガイダンスでは、スコアが高い場合でも、さらに開催に関する情報を収集した上で、再度チェックし、開催是非の判断と、開催時に必要と防染策をまとめたフローチャートも載っている。
【参照ページ】COVID-19-Letter-to-Member-States
【参照ページ】letter_president_ecosoc_to_member_state_covid-19
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