英ガス小売最大手Cadentは3月4日、トランジションボンド12億ユーロ(約1,500億円)を発行したと発表した。BNPパリバが、ストラクチャー・エージェントを務めた。トランジションボンドの発行は今回が英国初。
英政府は2019年6月、2050年までの二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を法制化。Cadentは、英国のミッドランド、北西部、東部、ロンドン北部の約1,100万世帯にガスを供給している。
今回のトランジションボンドは、EUタクソノミーや、英国の国家適応計画(NAP)に準拠。同債券の資金使途は、ガス送配電網の改善、再生可能エネルギー、低炭素輸送、グリーンビルディングの建設。
今回の発行では、8.5倍超の投資家需要が集まり、グラスゴーでのCOP26開催を控える同国のエネルギー転換を支援する投資家の強い意思が明らかになったとしている。
【参照ページ】CADENT LAUNCHES THE FIRST EVER UK TRANSITION BOND
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