ESG評価世界大手蘭Sustainalytics(サステイナリティクス)は2月20日、機関投資家向けに新たなESGデータ提供サービス「ESG Data」を提供すると発表した。同社はこれまでにも「ESG Risk Ratings」を提供してきたが、さらにデータ提供サービスを拡充する。
今回発表の新サービスは、同社がESG評価をするために取得してきたローデータそのものを提供する模様。具体的には、ESGに関する方針、プログラム、マネジメントシステム、パフォーマンスを評価する「ESG Management Indicators」と、長期価値創造に向けたコーポレート・ガバナンスを評価する「Corporate Governance Indicators」、自社及びサプライチェーンでの不祥事(Controversy)に関する頻度や関与度を評価する「ESG Event Indicators」の3つで構成。合計で227項目のデータとなる。
対象企業はいま時点で世界11,000社。APIやデータベース型で提供する。機関投資家の使用ニーズとしては、銘柄選定、ポートフォリオ構築、リスク・シナリオ分析、顧客からの情報開示のための分析等を想定している。
【参照ページ】Sustainalytics Launches ESG Data Product for Institutional Investors
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