プライベートエクイティ世界大手米ブラックロックは2月12日、環境・社会課題への事業ソリューションを提示する企業に対し投資する「KKRグローバル・インパクト・ファンド」の設定が完了したと発表した。資産規模は13億米ドル(約1,500億円)。
投資先企業は、米州、欧州、アジアの特に発展途上国を中心に投資。成長著しい地域を投資対象にすることで、リスク調整後リターンを高く持っていく。特に同ファンドでは、注力領域として、気候変動緩和・適応、海洋保全、人材研修開発、廃棄物マネジメント、安全・モビリティ・サステナビリティを強化するテクノロジー、持続可能な製品・サービスを気にする消費者向け事業、斜陽産業・インフラのアップグレードの分野に投資していく。
KKRは、すでに、55億米ドルを35ヵ国での課題解決型事業に投資。2018年かは専門んの事業チームを発足し、Barghest Building Performance (BBP)、Ramky Enviro Engineers、KnowBe4、Burning Glass等へ投資してきた。
今回のファンドも、年金基金、ファミリーオフィス、富裕層個人等からの投資が集まったという。KKR自身も1.3億米ドル(約150億円)投資する。
【参照ページ】KKR Closes $1.3 Billion Global Impact Fund
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