投資運用世界大手米ブラックロックは2月12日、同社の主要上場投資信託(ETF)「iSharesシリーズ」のESG型ETFを拡充すると発表した。同社は、サステナビリティを投資のスタンダードにすることにコミットしており、今回の発表もその一環。
投資家がポートフォリオ内の気候変動やその他のサステナビリティ関連リスクのインパクトを認識するようになったことにより、ESG投資に対する需要は指数関数的に増大している。iSharesのESG型ETFの資金フローは2019年、前年比2倍以上の成長を記録し、50億米ドルとなった。
iSharesシリーズでは、すでにパーム油、民間刑務所、地雷等の問題性のある兵器、コントラバーシャル・スコア要件等で広範なスクリーニングをしているETF7本が2018年10月にリリースされているが、3月2日から一般炭(石炭)とオイルサンドも投資除外要件に加え、今回名称を「Aware」に変更する。また今回、化石燃料関連もスクリーニングする米国市場向けETF3本を「Advanced」としてリリースする。
【参考】【アメリカ】ブラックロック、ESG型ETFを7本設定。管理ETFのESG・気候変動データ開示も開始(2018年10月28日)
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