飲料業界の国際的な環境サステナビリティ向上業界団体BIER(Beverage Industry Environmental Roundtable)は2月11日、水資源の再利用とリサイクルのための意思決定ガイドを発表した。BIERは2017年に、事業での水資源消費に関する波及インパクトの理解を促すガイドライン「Performance in Watershed Context」を発行していたが、それを発展させた。
今回のガイド「Context-Based Decision Guide for Water Reuse and Recycling」は、飲料業界以外に対しても水資源マネジメントの重要性を説明したものとなっている。特に、従来型の水消費量削減だけでなく、水資源の再利用とリサイクルを行わければいけない理由を細かく整理した。
今回のガイドは、水資源に対するアクションを進めるため、社内での議論や、社外関係者とのコミュニケーションに活用しやすいように工夫されている。
BIERの加盟企業は、アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)、ハイネケン(オランダ)、カールスバーグ(デンマーク)、ミラークアーズ(米)、モルソン・クアーズ(米)、ディアジオ(英)、バカルディ(キューバ)、ビームサントリー(米)、ブラウンフォーマン(米)、コンステレーション・ブランズ(米)、ジャクソン・ファミリー・ワインズ(米)、ペルノ・リカール(フランス)、オーシャンスプレー(米)、コカ・コーラ・カンパニー(米)、ペプシコ(米)、キューリグ・ドクター・ペッパー(米)、米飲料業協会(ABA)の17社。日本企業は参加していない。
【参照ページ】BIER RELEASES CONTEXT-BASED DECISION GUIDE FOR WATER REUSE AND RECYCLING
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