デンマーク経済誌Copenhagen Economicsは1月20日、スタートアップから伝統企業に至るまで、欧州ビジネスにおけるソーシャルメディア活用動向を分析したレポート「EMPOWERING THE EUROPEAN BUSINESS ECOSYSTEM」を発表した。
同誌は欧州15カ国、7,720人を対象に、ソーシャルメディアの役割に関する調査を実施。回答によると、フェイスブックアプリ活用者は2018年、売上総額2,080億ユーロ創出したという。また、同アプリは輸出総額980億ユーロ(EU内580億、EU外400億)にも繋がったとした。
こうした傾向は特に中小企業で顕著。新規にビジネスを開始する際に役立つ(47%)、事業成長に重要(59%)、マーケティングコスト削減に有用(58%)、地理的に新たな市場への参入の道具(55%)とした回答が得られた。
マーケティングおよび営業コスト削減や、起業に係る精神的障壁の除去、マーケット拡大、イノベーション扇動等、デジタルツールのビジネス活用が有用だとする論拠は多く存在するが、今回の調査はそれを裏付ける結果となった。
【参照ページ】New Report Shows Impact of Facebook Apps on the European Economy
【参照ページ】EMPOWERING THE EUROPEAN BUSINESS ECOSYSTEM
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