すかいらーくホールディングスは1月20日、2020年1月から4月にかけ、現在155店舗ある24時間営業を全店廃止することを決めたと発表した。また、グループの556店舗(ガスト、ジョナサン、バーミヤン、グラッチェガーデンズ、夢庵)で深夜の営業時間を短縮する。
同社はすでに、2012年に大規模な営業時間の見直しを実施し、2017年からは従業員のワークライフバランスの推進を目的として、約600店の深夜営業時間を短縮している。
今回、深夜時間影響を短縮するのは、ガスト322店、ジョナサン153店、バーミヤン68店、グラッチェガーデンズ8店、夢庵のグループ5店。24時間営業を廃止するのは、ガスト62店、ジョナサン92店、バーミヤン1店の合計155店。
今回の決定の理由については、同社は「従業員の健康に配慮した職場環境づくりが不可欠」「女性やシニアの方々も活躍いただける社会の実現こそが、雇用の充実につながり、働きがいを生み、結果お客様に最高の店舗体験をお届けできる」と説明した。背景には、夜間勤務労働者の確保が厳しくなったとの見方ができる。
同社は、ファミリーレストランの先駆けとして1972年から24時間営業をスタートしていた。
【参照ページ】働き方改革の一環として、24時間営業を全店廃止
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