金融情報世界大手米ブルームバーグは1月8日、2019年のサステナブルボンド・ローンの発行・設定額が4,650億米ドル(50.9兆円)となったと発表した。2018年2,610億米ドル(28.5兆円)の2018年から78%増となる。
【参考】【国際】サステナブルボンド・ローンの2018年発行額は27兆円。BNEF発表(2019年1月15日)
今回の統計は、サステナブルボンド部分は、英エネルギーデータ大手ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)、サステナブルローン部分はブルームバーグのデータに基づくもの。サステナブルボンドには、グリーンボンド、ソーシャルボンド、サステナビリティボンド、そして今回新たにサステナビリティ連動ボンド(サステナビリティ・リンクボンド)が加わった。サステナブルローンは、グリーンローンとサステナビリティ連動ローン(サステナビリティ・リンクローン)の2つで構成。
グリーンボンドは。2017年から2018年にかけてはわずか5%しか伸びず市場の成長が止まっていたが、今回は1億8,170万米ドルから2億7,100万米ドルへと50%も伸びた。サステナビリティボンドも3倍となり4,600万米ドル。サステナビリティ・リンクローンも4,540万米ドルから1億2,150万米ドルへと3倍弱まで伸びた。サステナブルボンド・ローンの過去累計は、1兆米ドル(109.5兆円)規模となった。
ブルームバーグは、2020年はさらに増えると見立てている。
【参照ページ】Climate Threat Spurs Record Sales of Sustainable Bonds and Loans
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