オックスフォード大学セント・アンズ・カレッジ、ケンブリッジ大学、エジンバラ大学の3校は12月12日、大学基金運用でのESG投資を推進するネットワーク「責任投資ネットワーク–大学(RINU)」を発足した。3校の投資運用残高(AUM)は約54億ポンド(約7,700億円)。大学が掲げるミッションの遂行に向け、大学教育や研究だけでなく、大学資金の投資運用も活用する。同ネットワークの運営は、英ESG投資推進NGOのShareActionが担う。
同ネットワークでは、気候変動、生態系破壊、格差やホームレス問題等の課題に対応するために、ESG投資を進めていく。特に、アセットオーナーとしてのスチュワードシップのあり方、運用会社へのエンゲージメント、学生や職員の啓蒙、ソーシャルインパクト投資に関する意見を共有していく。休眠預金口座を活用したインパクト投資機関英Big Society Capitalと学生サステナビリティ慈善団体英Students Organizing for Sustainability(SOS-UK)も活動をサポートする。
【参照ページ】Major universities unite to align investments with values – launching responsible investment network
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