サステナビリティ報告国際ガイドライン策定のGRI等が運営するESG情報開示イニシアチブ「Carrots & Sticks」と、WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)等が運営する「Reporting Exchange」は11月27日、双方のESG情報データベースで用いている用語や用語定義(タクソノミー)の整合性チェックを共同で実施した。
Carrots & Sticksは、GRI、国連環境計画(UNEP)、南アフリカのステレンボッシュ大学ビジネススクール(USB)が中心となって運営するデータベース運用イニシアチブ。同イニシアチブは2006年に発足し、データベースは2016年に発表された。60ヵ国以上での政府、国際機関、証券取引所、業界団体等が策定したサステナビリティ報告に関する法規制やガイドライン約400個を集約している。
Reporting Exchangeは、WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)、CDSB(気候変動開示基準委員会)、Ecodeskによって2017年に発足。Carrots & Sticks同様にサステナビリティ報告に関する法規制やガイドラインに関する情報を70ヵ国以上網羅するとともに、マネジメントに関するガイドラインも盛り込んでいる。
【参考】【国際】WBCSDら、サステナビリティ報告に関するグローバル情報プラットフォームを開設へ
【参照ページ】Improving understanding of sustainability disclosure by aligning taxonomy
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