仏銀行大手クレディ・アグリコルは11月27日、トランジションボンドを1億ユーロ(約120億円)発行すると発表した。年限10年。クーポン0.55%。銀行によるトランジションボンド発行は世界初。
トランジションボンドは、グリーンボンドの亜種で、二酸化炭素排出量の多い業種の企業に対し、二酸化炭素排出量を削減に関するプロジェクトを資金使途とする債券。今回の資金使途は、LNG船、工場の省エネ施設、石炭火力発電から天然ガス火力発電へのシフト等に対する融資。グリーンボンドでは、資金使途の適格性が認められる環境基準が年々厳しくなる中、新たたにトランジションボンド市場が生まれてきている。
今回のトランジションボンドは、アクサ・インベストメント・マネージャーズ向けの私募債として発行。最終投資家はアクサグループ。ルクセンブルク証券取引所に上場した。
【参照ページ】CRÉDIT AGRICOLE CIB ISSUES A EUR 100 MILLION TRANSITION BOND SUBSCRIBED BY AXA
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