国際ESG不動産評価機関GRESB(グローバル・リアルエステイト・サステナビリティ・ベンチマーク)と英リスク分析大手Verisk Maplecroftは11月12日、共同で、不動産アセットの気候変動適応に関する格付サービス「Climate Risk & Resilience Scorecard」をリリースした。気候変動適応に関する機関投資家の関心が高まっており、積極的に対応していきたい不動産企業にとって、同サービスは追い風となる。
今回のサービスは、GRESBが持つ不動産資産のデータ及び気候変動適応施策に関するデータと、Verisk Maplecroftが持つリスク分析を組み合わせることで実現した。分析は気候変動適応に関する24の指標でなされている。指標には、物理的リスクに関するものや、気候変動により影響を受ける幅広いファクターに対するエクスポージャーが含まれる。
同サービスによるアセスメントは、すでにGRESBに参加している964の企業またはファンドに対し実施済み。投資家に提供される。同サービスによるアセスメント結果は、GRESBの不動産アセスメントに参加している企業は、追加コスト3,500ユーロで取得できる。
【参照ページ】GRESB and Verisk Maplecroft Launch the Climate Risk & Resilience Scorecard
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