ヤフーは10月8日から、社員食堂「BASE11」で「揚げ物税」を導入した。社員の脂質摂取過多を防止するため揚げ物料理の一部を100円値上げし、その値上げ分を原資として魚料理を150円値下げ。LDLコレステロールを減らす働きがあるとされるDHAやEPAを多く含む魚料理への転換を促す。
同社では、社員がランチで、脂肪エネルギー比率が推奨基準の25%より高い約30%となる傾向にあり、全体的に脂質が多く含まれる揚げ物料理を食べる社員が多いことを課題視。「脂質の取り過ぎは肥満やメタボリックシンドロームの原因となり、健康リスクを高めることが示されており、食生活において注意する必要がある」と背景を語った。また、2017年度健康診断データによると、社員のLDL(悪玉)コレステロールの有所見率は約45%となっていた。
海鮮丼や魚の揚げ物定食が人気の一方、焼き魚・煮魚は食数が少ないため、食べやすい価格で提供することで、魚料理全体の食数を増やしたい考え。
【参照ページ】ヤフー、社員食堂に『揚げ物税』を導入
【画像】ヤフー
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