カーボンプライシング導入推進企業団体Carbon Pricing Leadership Coalition(CPLC)のハイレベル委員会「High-Level Commission on Carbon Pricing and Competitiveness」は9月21日、業界他社や政府に対し強力なカーボンプライシング制度を導入することを求める共同レポートを発表した。導入することで、事業機会を拡大し、競争力への懸念をマネジメントできると強調した。
同ハイレベル会合は、インドのマヒンドラ・グループ会長とオランダ化学大手DSMのCEOが共同議長を務め、エクイノール、オーラム・インターナショナル、BHP、スエズ・エンバイロメント、SSAB、Dalmia Cement等の経営幹部や、大学教授らが参加している。カーボンプライシングを導入することで、低炭素や脱炭素に向けて自主的に動き出している企業が得する事業環境を創り出そうとしている。
同レポートは、カーボンプライシングは、柔軟で低コストの二酸化炭素排出量削減政策と位置づけ、産業界のイノベーションを推進できるとした。今回のレポートは、世界経済フォーラム(WEF)のCEO気候リーダーズ同盟、WBCSD、We Mean Business、からも支持を得た。
【参照ページ】BUSINESS LEADERS CALL FOR LONG-TERM, STABLE CARBON PRICING POLICIES
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