
世界経済フォーラム(WEF)は9月19日、パリ協定での定めた国際合意の達成のためにはバッテリーが鍵を握るとするレポートを発表した。世界経済フォーラムが運営する官民パートナーシップ「グローバル・バッテリー・アライアンス(GBA)」がまとめた。バッテリー技術を適切に導入すれば、世界の二酸化炭素排出量の40%を占める電力業界と輸送業界からの二酸化炭素排出量を30%削減できるとした。
WEFは、2050年に世界の二酸化炭素ネット排出量をゼロにするためには、2030年までに現在のバッテリー生産量の19倍の量が必要となると想定。今後10年間で5,500億米ドル(約59兆円)の投資が必要となると見積もった。それにより、原材料の生産量も5倍から40倍に、原材料精製は14倍が必要となる。
今回のレポートは、…
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