ファーストフード世界大手米KFCコーポレーションは8月27日、植物由来人工肉大手ビヨンド・ミートと協働し、植物由来の代替鶏肉を用いたチキンナゲット及びボンレス・ウィング「ビヨンド・フライドチキン」のテスト販売を米ジョージア州アトランタの1店舗で開始した。初日はわずか数時間で完売した。
大手ファーストフード店が、植物由来の代替肉を製品投入したのは今回が世界初だという。KFCは導入背景について、同社が重視している食品イノベーション戦略の一環と説明。以前から食品トレンドを考慮し、テスト販売からの消費者のフィードバックを得ることを続けてきていると語った。
同社は、今回のテスト販売の結果を踏まえ、販売を全米に拡大するか検討していくという。
【参考】【アメリカ】食肉大手スミスフィールド・フーズ、植物由来の代替たんぱく質商品発表。肉食離れに対応(2019年8月15日)
【参考】【国際】投資家570兆円の畜産イニシアチブFAIRR、世界25社の低炭素移行ランキング発表。首位ユニリーバ(2019年7月26日)
【参照ページ】KFC Leads As First National U.S. QSR To Test Plant-Based Chicken, In Partnership With Beyond Meat®
【画像】KFC
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら