アパレル世界大手32社は8月23日、事業活動において気候変動、生物多様性、海洋保護の3つの分野でアクションを起こす共同誓約「ファッション協定(The Fashion Pact)」を発表した。仏ケリングとフランス政府が主導。32社はマクロン大統領にエリゼ宮に招かれ、発表式が開催された。今回の共同誓約は、仏ビアリッツで開催されるG7サミットの中で正式に宣言される。
今回の共同誓約に参加したのは、ケリング、バーバリー、シャネル、エルメス、プラダ、タペストリー、ジョルジオ・アルマーニ、サルヴァトーレ・フェラガモ、エルメネジルド・ゼニア、フィリップス・バン・ヒューゼン(PVH)、ラルフローレン、カール・ラガーフェルド、ラルドゥート、モンクレール、ステラ・マッカートニー、ノードストローム、GAP、H&M、インディテックス、NIKE、プーマ、アディダス、カルフール、ベストセラー、ギャラリー・ラファイエット、マッチスファッション・ドットコム、Selfridges Group、Capri Holdings、EVERYBODY & EVERYONE、FASHION3、香港のFUNG GROUP、中国の如意(Ruyi)の32社。日本企業はゼロ。
同誓約は、上記3分野で科学的根拠に基づく目標を設定。気候変動では、2050年までに二酸化炭素排出量をゼロにする。生物多様性では、目標は未定ながら科学的根拠に基づく目標設定を明言。海洋保護では、使い捨てプラスチックを徐々に削除すると謳った。各社毎にアクションを設定するが、業界としても取組を設けていくという。
【参照ページ】32 leading global fashion and textile companies make commitments on climate, biodiversity and oceans
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