関西電力子会社の関電エネルギーソリューションと丸紅は8月6日、秋田市飯島に予定していた石炭火力発電所「秋田港発電所」の着工を先送りにした。今月着工を予定していた。石炭火力発電に対する世界的な逆風を理由とした。
同発電所は、設備容量650MWを2基建設する計画。環境アセスメント時の文書の中で2019年8月としていた。2024年の運転開始を目指している。二酸化炭素排出係数は、0.76kg/kWhと非常に高い。
一方、東北電力は8月7日、同県・能代市に建設中の石炭火力発電所「能代火力発電所3号機」の試運転を開始した。設備容量は600MW。木質バイオマスとの混焼も行う。同発電所では、1号機が1993年5月に、2号機が1994年12月に営業運転を開始。双方ともに石炭・木質バイオマス混焼で設備容量600MW。1・2号機と比較し、二酸化炭素排出量が最大3%削減できる見込み。2020年3月の営業運転開始を目指している。二酸化炭素排出係数は、0.797kg/kWhと非常に高い。
【参照ページ】能代火力発電所3号機の発電開始(試運転)について
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