年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は8月6日、アジア開発銀行(ADB)が発行するグリーンボンドを、GPIFの委託先運用会社に新たに提案していくと発表した。
GPIFは4月に、世界銀行グループの国際復興開発銀行(IBRD)と国際金融公社(IFC)が発行するグリーンボンド、ソーシャルボンド、サステナビリティボンドへの投資を、6月には欧州投資銀行(EIB)が発行するグリーンボンドとサステナビリティボンドへの投資を、委託先運用会社に提案してきた。今回のそれに続くものとなる。
GPIFは今回、「グリーンボンド等への投資は債券運用におけるESGインテグレーションの手法の一つであると考えられています。GPIFは、環境・社会問題などの負の影響を減らし、運用資産全体の長期的なリターンを向上させるため、ESGを考慮した投資を推進しています。GPIFは、債券投資においてもESGの取り組みを進めてまいります。」とコメントした。
【参考】【日本】GPIFの運用委託先運用会社、世界銀行のグリーンボンド等に555億円以上投資。ESG投資の一環(2019年4月11日)
【参考】【日本】GPIF、欧州投資銀行のグリーンボンド等の購入を委託先運用会社に提案(2019年7月3日)
【参照ページ】グリーンボンドに関するアジア開発銀行との取り組みについて
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