資源世界大手英豪BHPは7月23日、自社事業及び資源利用時の二酸化炭素排出量を削減するための技術開発プログラム「Climate Investment Program」に4億米ドル(430億円)投資すると発表した。さらに自社での二酸化炭素排出量削減目標も新たに策定する考えを示した。
BHPはすでに、2022年の二酸化炭素排出量を2017年と同等レベルに抑える短期目標と、今世紀中頃には二酸化炭素排出量をゼロにする長期目標を掲げている。今回新たに、スコープ1とスコープ2では、パリ協定と整合性のある科学的根拠に基づく削減目標を定めると表明した。さらに2020年には、新たな気候変動シナリオ分析も実施する意向を示した。
経営陣の報酬にも手を入れる。2021年から経営陣の報酬評価の中に二酸化炭素排出量削減を組み入れる。
【参照ページ】BHP to invest US$400m to address climate change
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