ESG評価世界大手蘭Sustainalytics(サステイナリティクス)は7月10日、同社が提供しているESG評価データが金融情報ツール「FactSet」上で閲覧可能となったと発表した。同社のデータは、すでにブルームバーグ上で閲覧可能となっていたが、さらに機関投資家が活用するツールへのリーチを拡大した形。
今回、FactSet上で閲覧可能となったのは同社が提供する7種類のデータ。まず、Sustainalyticsの代表的なESG評価データ「ESGリスク・レーティング」。同社が特定したマテリアリティに即して評価された発行体の全体評価。他には、カーボン・リスク・レーティング、コーポレートガバナンス・レーティング、ESGインディケーター等の各項目区別のリスクマネジメント関連データ。
加えて、製品やサービスにおいての企業動向を評価する「Product Involvement」と、サステナビリティ観点でのインパクト評価「Sustainable Products Research」、気候変動に絞ったインパクト評価「Carbon Emissions」のデータを閲覧できる。
機関投資家が活用する金融情報ツールに組み込まれるデータは、投資判断やポートフォリオでの構成比率算定等に使われる度合いが格段に上がる。
【参照ページ】Sustainalytics’ ESG Research and Ratings Products Now Available Through FactSet
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