独電力大手E.ONの英子会社E.ON UKは7月9日、英国の個人販売向け電力が100%再生可能エネルギーとなったと発表した。電気料金は据え置きで、追加料金も発生していない。販売家庭数は330万世帯。
今回のアクションは、同社の顧客調査が基になっている。同社がアンケート調査をしたところ、再生可能エネルギー電力でなかった顧客のうち61%が、リーズナブルな価格であれば再生可能エネルギーに切り替えたいという意向を示していた。また、気候変動への関心についても77%があると答え、79%がよりサステナブルに生きたいと答えていた。
再生可能エネルギーの調達では、自社での風力発電、太陽光発電、バイオマス発電と、第三者の風力発電事業者からの電力購入契約(PPA)を組み合わせている。自社の発電所では、洋上及び陸上の風力発電所20ヶ所、バイオマス発電は2ヶ所保有している。また、電力需給が一致しないタイミングでは、再生可能エネルギー電力証書を活用した。
【参照ページ】E.ON provides 100% renewable electricity for all 3.3 million customer homes at no extra cost
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