年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は6月28日、欧州投資銀行(EIB)が発行するグリーンボンドとサステナビリティボンドを、GPIFが運用委託する運用会社に提案していくと発表した。GPIFは4月9日にも同様に、世界銀行グループの国際復興開発銀行(IBRD)と国際金融公社(IFC)は、発行するグリーンボンド、ソーシャルボンド、サステナビリティボンドへの投資機会を提案すると発表していた。
【参考】【日本】GPIFの運用委託先運用会社、世界銀行のグリーンボンド等に555億円以上投資。ESG投資の一環(2019年4月11日)
GPIFは、資産の自主運用が法令で禁止されているため、自らが直接グリーンボンドやソーシャルボンド、サステナビリティボンドへ投資することができない。そのため、運用委託先の運用会社に対し、世界銀行が販売促進をすることで、運用会社に同ボンドを購入する機会を創出していく。
【参照ページ】グリーンボンド等に関する欧州投資銀行の取り組みについて
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