ESG評価世界大手蘭Sustainalytics(サステイナリティクス)は6月4日、機関投資家向けに規範軸のネガティブスクリーニングサービスと投資先企業エンゲージメントサービスを開始すると発表した。同社は1月にスウェーデンの議決権行使助言大手GES Internationalを買収。両社のリソースを結集し、今回の2つのサービスを開発した。
【参考】【国際】Sustainalytics、スウェーデン議決権行使助言GES Internationalを買収(2019年1月12日)
規範軸のネガティブスクリーニングサービス「Global Standards Screening」は、国連グローバル・コンパクト(UNGC)の遵守状況について「遵守」「要注意」「非遵守」の3つに分類。さらに、経済協力開発機構(OECD)多国籍企業ガイドラインや国連ビジネスと人権に関する指導原則(UNGP)の遵守状況も機関投資家に対しデータ提供する。対象となる企業は世界2万社。
一方、エンゲージメントサービス「Global Standards Engagement」は、上記で「非遵守」または「要注意」に分類された企業に対し、改善を求める集団的エンゲージメントを投資家に替わり実施するもの。
【参照ページ】Sustainalytics Launches First Set of Enhanced Products and Services Resulting from its Acquisition of GES International
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