国際環境NGOのThe Climate Group(TCG)は5月17日、インドの各州の気候変動対応状況を分析したレポートを発表した。経済成長している州ほど気候変動対応に積極的なのに加え、原単位の排出量も相対的に低くなっている州が出てきている事実をあげ、各州に対し再生可能エネルギー振興を促した。
インドの州の中で、気候変動対応に積極的なトップ10州は、デリー首都圏、グジャラート州、ハリヤーナー州、ヒマチャル・プラデシュ州、カルナータカ州、ケーララ州、マハラシュトラ州、パンジャーブ州、タミル・ナードゥ州、ウッタル・プラデーシュ州。一人当たりのGDPが高い州が多い。
また、一人当たりのGDPと一人当たりの二酸化炭素排出量で相関を調べたところ、相関関係は見られなかった。GDPが高いことが必ずしも二酸化炭素排出量が高い状況になく、各州でのアクションにより二酸化炭素排出量を削減できていることもわかった。
【参照ページ】INDIAN STATES SHOW CLIMATE ACTION AND ECONOMIC GROWTH ARE ALIGNED
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