アパレル世界大手パタゴニアの日本支社は5月16日、2020年までにオフィスや店舗で使用する量の電力を100%再生可能エネルギーに切り替え、2025年までに事業全体で二酸化炭素ネット排出量をゼロにする「カーボンニュートラル」を達成すると発表した。実現に向け、みんな電力と提携した。同時に、パタゴニアの新目標である「The Climate Crisis(気候危機)」を日本の公式ホームページに公開した。
パタゴニア日本支社はすでに2018年6月、北海道から関西までの直営店10店舗(札幌北、アウトレット札幌南、仙台、サーフ千葉/アウトレット、アウトレット目白、渋谷、神田、二子玉川、白馬、神戸)と、直営店に隣接するスタッフルーム2ヶ所(名古屋、大阪)、オフィス2ヶ所(リペアサービス、神戸オフィス)で、生活クラブエナジーから再生可能エネルギー電力の供給を開始。加えて今回、国内最大規模店舗の東京・渋谷ストアで、みんな電力から再生可能エネルギー電力共有を受ける。
みんな電力は、千葉県匝瑳市の「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」運営の市民エネルギーちばから電力を調達する。営農型太陽光発電は、農業により大気中の二酸化炭素も固定している。
現時点で、パタゴニア日本支社の再生可能エネルギー電力割合は36%。これを2020年までに100%にまで引き上げる。
【参照ページ】パタゴニア社の新しい目標「The Climate Crisis (気候危機)」を公開 2020年までに再エネ100%、2025年までにカーボン・ニュートラル達成へ
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