英シティ・オブ・ロンドン自治体(シティ・オブ・ロンドン・コーポレーション)のグリーンファイナンス・イニシアチブ(GFI)と中国金融学会のグリーンファイナンス専門委員会は4月24日、2018年11月に発表した「一帯一路のためのグリーン投資原則(GIP)」に28社が署名したと発表した。
【参考】【イギリス・中国】英中グリーンファイナンス・タスクフォース、「一帯一路のためのグリーン投資原則」発表(2018年12月6日)
同原則は、全7条で構成。環境上の開示や、サプライチェーンでの環境マネジメント、コーポレートガバナンスにサステナビリティの観点を組み入れ等が盛り込まれている。また、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)にも言及している。
今回署名した28社。中国の主要銀行の他、欧米等の大手銀行も署名した。日本からはみずほ銀行が署名した。
- 国家開発銀行
- 中国輸出入銀行
- 中国農業発展銀行
- シルクロード基金
- 中国工商銀行(ICBC)
- 中国銀行
- 中国建設銀行
- 中国農業銀行
- 興業銀行
- 中国国際金融(CICC)
- 中国対外承包工程商会
- 香港証券取引所
- 東亜銀行
- ルクセンブルク証券取引所
- HSBC
- スタンダードチャータード
- クレディ・アグリコル・CIB
- ドイツ銀行
- ナティクシス
- UBS
- DBS
- モンゴル貿易開発銀行
- カーン銀行
- アル・ヒラル銀行
- ハビブ銀行
- アスタナ国際取引所
- ファーストアブダビ銀行
- みずほ銀行
中国の習近平国家主席も4月26日、一帯一路をテーマとした国際フォーラムの中で、環境保護を重視していく姿勢を表明した。また、中国の国内市場についても、海外投資が制限・禁止される分野を記した「ネガティブリスト」を大幅に削減し市場開放を拡大する方向性も表明した。
【参照ページ】Green Belt and Road principles receive industry backing
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