国連の持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)が展開するデータ活用イニシアチブ「TReNDS(Thematic Research Network on Data and Statistics)」と、米国のUSA Sustainable Cities Initiative(USA-SCI)は4月15日、地方政府と対象としたデータ活用イニシアチブ「LDA-SI(Local Data Action Solutions Initiative)」で、最初の報告書を発表した。
同イニシアチブは、国連持続可能な開発目標(SDGs)のスローガン「誰一人取り残さない(Leave no one behind:LNOB)」を原則とし、地方政府が現状のモニタリングや課題特定を行うための汎用ツールを目指している。LDA-SIは、スペイン・アルバ、インド・パティアーラー、米ロスアンゼルス、ブラジル・ベロオリゾンテ、コロンビア・コモバモスの5つの地域で、地域パートナー機関に助成金を付与する「マイクロ・グラント」プログラムを実施。今回、5地域の分析レポートを発表した。
今回のレポートは、地方政府と協働するための工夫、中央政府と地方政府とのデータ連動のあり方、地域ごとのカスタマイズのあり方、公式定量データと追加データ測定の整理の方法等について触れている。
LDA-SIは、先進国や途上国、自治体の規模等で幅広く5地域を設定しており、汎用フレームワークを策定するためのインプットを得ている。
【参照ページ】IDENTIFYING AND PROMOTING METHODS FOR SUB-NATIONAL SDG MONITORING
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