消費財世界大手米SCジョンソンは4月1日、米ウィスコンシン州ラシーンにある本社で地熱エネルギーを活用する計画を明らかにした。米国地熱ヒートポンプ(GeoExchange)を活用することで、二酸化炭素排出量を40%削減できる見込み。さらに太陽光発電等も組み合わせ57%から62%削減を目指す。現在、州政府と市政府の承認待ち。
SCジョンソンは、海外各地の事業所でも再生可能エネルギーへの切替を実施している。インドネシアのスラバヤ工場では、籾殻を燃料とした温水装置を導入。中国、インド、メキシコ、インドネシアでは太陽熱を用いた温水プロジェクトも展開中。米ミシガン州、蘭マイドレヒト、ポーランド・ゴジュフ・ヴィエルコポルスキの工場では、風力発電100%での事業運営を達成。米ワックスデールでは、公共埋立地からの発生するメタンガスも活用したガス火力発電で85%の電力を調達している。
【参照ページ】SC Johnson Plans Shift to Geothermal Power at Headquarters, Significantly Reducing Energy Use
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