国連世界食糧計画(WFP)、国連食糧農業機関(FAO)、EUの3者は4月2日、世界の食糧危機に関するレポートを共同で発行した。2018年に緊急食糧援助が必要な人口は53ヶ国で1億1,300万人いる。2017年の1億2,400万人と比べると多少減少したが、非常に多くの人々が急性的な飢餓に苦しんでいる、
数が多い国は、アフガニスタン、コンゴ民主共和国(DRC)、エチオピア、ナイジェリア、南スーダン、スーダン、シリア、イエメンの8ヶ国。世界全体では、急性的飢餓状態にある人は減った一方、横ばいまたは増えた国が17カ国もあった。特に、気候変動や異常気象により2018年に飢餓状態に陥った人は2,900万人。また、急性的な飢餓の一歩手前にいる人も、42ヶ国で1億4,300万人いる状況。北朝鮮とベネズエラは、データ不足により、調査の対象外だった。
【参照ページ】Global Report on Food Crises: acute hunger still affecting over 100 million people worldwide
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