アパレル世界大手ベルギーC&Aの財団「C&A財団」は3月28日、アパレル大手のサプライヤーリスト情報を一元的にまとめたウェブサイト「Open Apparel Registry(OAR)」を正式にリリースした。2018年にベータ版を発表し、フィードバックを集めていた。
同ウェブサイトには、リーバイ・ストラウス、NIKE、PVH(フィリップス・バン・ヒューゼン)、ヒューゴ・ボス、VFコーポレーション、ユニクロ等のサプライヤーを地図で表示されるようになっている。Azaveaが製作を担当。公開情報から企業名と住所で名寄せするアルゴリズムが活用されており、サプライヤーには個別IDを振られている。誰でも無料で閲覧できる。
OARは数多くの用途での活用が期待されている。同じサプライヤーから調達している企業同士での協働、新たなサプライヤーの発掘、サプライヤーIDの企業システムでの活用など。OARの運営には、企業、NGO、サプライヤーグループ等、マルスステークホルダーで委員会を構成。SAC、SEDEX、ZDHC、Amfori、Fair Factories Clearinghouse等のアパレル業界のサステナビリティ・イニシアチブが参加するワーキンググループも設けている。
【参照ページ】The Open Apparel Registry launches free, open source, global map of apparel facilities
【ウェブサイト】Open Apparel Registry
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