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【国際】国連人権理事会、環境人権保護団体の活動保護を加盟国に求める決議を採択

 国連人権理事会(UNHRC)は3月20日、各国政府に環境人権保護活動家の活動を保護するよう求める決議を全会一致で採択した。「環境人権(Environmental Human Rights:EHRD)」とは、気候変動や大気汚染、海洋汚染等の環境問題が人権侵害をもたらしているとする新たな概念。今回の決議では、環境人権保護活動家が世界的に重要な役割を果たしているという文言が盛り込まれたことで、環境NGOや人権NGOは歓喜の声を上げている。

 環境NGOや人権NGOに対しては、世界各国で妨害行為、ときには暗殺まで発生している。今回、人権理事会は、各加盟国に環境NGOや人権NGOの保護を求めた。しかし、各国政府が、NGOが活動を平和的に行い、過激な暴力行為等に訴えないようにする各国の法規制は、国連憲章や国際人権法には違反しないとの認識も示し、NGO側にも過激な行為の自制を促した。

【参照ページ】Environmental Human Rights Defenders in the Spotlight at the Human Rights Council

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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