国連の持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)は3月20日、2019年版の「世界幸福度報告書」を発行し、世界幸福度ランキングを発表した。首位は2年連続でフィンランド。日本は2018年の54位から58位に下がった。
世界報告度ランキングは、2012年に第1回が発表され、今年が6回目。今年は156カ国・地域が対象となった。同ランキングは、対象国で実施した世論調査をもとに、自分の幸福度が0から10の10段階で自己評価した主観の平均。その結果を、「一人当たりGDP」「健康的な平均寿命」「困ったときに助けてくれる友達・親族はいるかとの二元回答」「人生で何をするか選択の自由があるかとの二元回答」「GDPにおける寄付実施者の度合い」「政府機関に腐敗は萬栄しているかの二元回答「昨日楽しかったかどうかの自己認知の度合い」「機能楽しくなかったかの自己認知の度合い」の6つの説明変数で回帰分析し、寄与度も分析した。
世界幸福度ランキング2019
- フィンランド
- デンマーク
- ノルウェー
- アイスランド
- オランダ
- スイス
- スウェーデン
- ニュージランド
- カナダ
- オーストリア
- オーストラリア
- コスタリカ
- イスラエル
- ルクセンブルク
- 英国
- アイルランド
- ドイツ
- ベルギー
- 米国
- チェコ
首位は2年連続でフィンランド。また上位はほぼ北欧諸国が独占した。G7諸国では、カナダ9位、英国15位、ドイツ17位、米国19位、フランス24位、イタリア36位。一方、日本は58位だった。他のアジア諸国では、台湾25位、サウジアラビア28位、シンガポール34位、タイ52位、韓国54位、香港76位、中国93位だった。最下位は南スーダン。
【参照ページ】Finland Again is the Happiest Country in the World
【報告書】World Happiness Report 2019
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