国連環境計画(UNEP)は3月11日 使い捨てプラスチックの製造・輸入・販売・使用に関する各国の法規制動向をまとめたレポートを発表した。2018年7月時点で、192ヶ国のうち127ヶ国が何らかの規制を導入していた。しかしそれでも毎年海洋プラスチックごみが800万t、企業はビニール袋を5兆枚製造しており、環境及び人体に対して問題となっている。
ビニール袋規制をしている127カ国のうち、小売店でのビニール袋配布を規制している国は84ヶ国。その他の国は、製造または輸入面での規制をしていた。また27ヶ国は、ビニール袋の製造に対し特別課税をしていた。ビニール袋以外でも、プラスチック容器や食器類等を禁止している国は27ヶ国。43ヶ国では、プラスチック製品類に関する拡大した製造責任を課していた。
また8カ国はマイクロビーズを禁止する法律を制定していた。当該国は、米国、カナダ、英国、フランス、イタリア、スウェーデン、ニュージーランド、韓国。ベルギー、ブラジル、インド、アイルランドでも法案が提出されている。EUも同様に検討を開始している。
【参照ページ】Legal limits on single-use plastics and microplastics
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