ユーロスタット(EU統計局)は3月4日、EU加盟国の2016年の廃棄物リサイクル動向を発表した。リサイクル率は55%で、2010年の53%から3ポイント向上した。EUはサーキュラーエコノミーを推進しており、リサイクル率は重要な政策目標の一つ。一方、全投入原材料に占める再生素材の割合「サーキュラー原材料使用率(Circular Material Use Rate)はわずか12%であり、大きく問題視している。
素材別では、
- 建築廃材:89%
- 包装・容器全般:67%(2010年は64%)
- 一般廃棄物[2017年]:46%(2007年は35%)
- プラスチック包装・容器:42%(2005年は24%)
- 電子廃棄物:41%(2010年は28%)
【参照ページ】Record recycling rates and use of recycled materials in the EU
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら