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【国際】ウォルマート海外事業子会社、P&Gの児童飲料水提供プログラムに参加。目標1億L

 小売世界大手米ウォルマートの海外事業子会社ウォルマート・インターナショナルは3月4日、P&G及びP&Gの「Children’s Safe Drinking Water(CSDW)Program」への協力を発表した。世界の水危機に対する認知向上を図るプログラム「2019年グローバル・イベント」を実施する。

 現在世界では8億4,400万人が安全な飲料水へのアクセスが確保されていない。そのため、遠くまで飲料水を汲み上げにいなかければならず、子供の教育にも大きな影響を及ぼしている。また、世界では毎日1,000人の子供が水由来の疾患により死亡しており、HIVやマラリア感染死者数を超える規模となっている。

 P&Gの「Children’s Safe Drinking Water Program」は2004年から、キャンペーン「1 purchase = 1 liter of clean water」を展開。P&Gの商品をどれか一つ買うと、1lの飲料水を同プログラム実施地域の家庭に届けている。キャンペーン展開地域は今のところ、南アフリカと日本だが、3月には、アルゼンチン、中国、インドに、2019年前半中にメキシコ、ホンジュラス、グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカ、チリ、カナダ、英国にも広げる。実施国では、キャンペーン期間が数週間設定される。ウォルマート・インターナショナルは今回、P&Gはとともに、2019年中に1億lの飲料水を届けるという目標を設定した。

 P&Gの同プログラムは、世界の各NGOと連携し、飲料水を提供している。2004年からの取組ですでに90カ国で140億lの水を届けた。配布される飲料水は、P&Gの洗濯科学者が開発した濾過アイテム「P&G Purifier of Water」で製造される。同アイテムを一つ使えば、10lの水を30分で濾過できる。

【参照ページ】Walmart International and P&G Combine Efforts to Bring Clean Drinking Water to Children and Families Around the World

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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